宮崎ロッド・Prime TimePiggy's Tail

続々水生昆虫観察・奥多摩川 2012年2月 - 2012-02-27

3月4日(日)正午の解禁が間近です。そこでウチの前から下流方面・奥多摩FCまで水生昆虫を観察しながら川通しに歩いてみました。3月20日より白丸ダムの観光放水が始まります。放水時間中は徒渉できない場所があります。解禁前、そして放水前の様子を知るにはこの時期がチャンスです。

いつもの入渓点から下流を望む。この区間は直線的に流れています。見事な、惚れ惚れする区間ですがトラウトはほんの僅か。モッタイナイですね。去年の台風12号・15号の大雨による小河内ダムの大放水で河床が上がっていますね。ここのところ気温が低めからかガガンボの姿を見ません。
写真上は歩き始めてすぐの瀬じりで撮影しました。川岸に引っ掛かった落ち葉を覗いてみるとヒメフタオカゲロウがわんさかいました。綺麗なニンフですね。宇宙船(?)みたいな姿に見入りつつ下流を目指します。瀬じりに集まった落ち葉の中を見ると…。この場所は観光放水が始まると水没してニンフは下流に流されて行きます。
しっかりした底石を見る。大きいヒラタとマダラなど。ワクワクしますね。川井キャンプ場、通称・川井堰堤から尾崎(おさき)地区に入ったところで写真上を撮影しました。この地区の流れは奥多摩川でも心臓部というくらいの素晴らしい渓相です。実は私、ここを歩くのは初めてです。

街道から何度も見ていますがはたして川通しに行けるるものなのか?今回はそれを試したかったのですがヒップウエダーで奥多摩FCになんとか辿りつくことができました。しかし放水中はチェストハイでも危険な場所があることも確認できました。

人気の区間だけに入渓者が多いのでちょっと釣りづらいかもしれませんがフライフィッシング的には大変面白そうな流れです。盛期にライズを見てみたいなぁ!

Posted by TM* at 2012-02-27 19:27 in フライタイイング | English | Permalink
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続水生昆虫観察・奥多摩川 2012年2月 カワゲラのフライ - 2012-02-24

前回の観察から約3週間経ちました。さて、川底の様子はどうなっているのか。解禁(本流・3月4日正午)間近ということでウチの前より上流の箪笥岩まで奥多摩川を歩きながら水生昆虫を観察してきました。

今回は前から気になってたカワゲラについて特に気を付けてみました。瀬脇など、比較的浅くて落葉が沈んでいる流れに時々起こるライズに冬季釣り場や早春の流れでよく出会しますがそのライズの主、カワゲラ(クロカワゲラ)を探してみようということで写真上のような場所をチェック。昨年の台風でこういう場所が少ないのですが沈んだ落葉に小さなカワゲラ(体長5ミリぐらい)が付いていました。

1月に見た時にはカワゲラらしい姿で20番ぐらいの大きさでした。付近の林の中を歩くと首筋などに成虫がたかってくることがあります。してみると今は世代交代中なのかもしれませんね。写真上は羽化直前ぐらいのニンフを模して18番フックに巻いたものです。ソラックスのダブを少なくしてもうちょっと細く巻きたいですね。

クロカワゲラが居そうなところ
水没した落葉は絶好の隠れ場所。こういう場所でクロカワゲラやフタバカゲロウなどが見つかります。
クロカワゲラのフライ:ニンフ
カワゲラ・ニンフ。
クロカワゲラのフライ:アダルト
ウイングにCDCを使ったアダルト・フライ。19番に巻いてあります。共にアブドメンはピーコック・ハールを使って極力細く巻いてあります。地味な色合いなので見づらいですが案外浮力が有ります。">

光線の加減で水面に小さなえくぼみたいに見えます。特徴的なテイルを2本付けてみました。CDCにはジェルタイプの浮力剤を愛用しています。

どちらのフライもできれば…

  1. ダウンクロスなポジションから
  2. ライン、リーダー+ティペットにスラックを入れて
  3. フライから先に流す

…といった感じでライズを狙うようにしています。しかしカワゲラは分からないことだらけなので今シーズンは大きなテーマとして取り組んでみたいです。

地元の人でも今年の冬は寒いと言わせる冬となりました。去年だと目に付いたガガンボたちがまだいません。彼らが集まる手頃な、ぬるの付いた岩が少ないこともありますが今年の奥多摩川用フライボックスは去年とはちょっと違ったフライで埋まりそうな感じがします。さて、これから解禁、狙い通りに行くでしょうか?(笑)

Posted by TM* at 2012-02-24 09:10 in フライタイイング | English | Permalink
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水生昆虫観察・奥多摩川 2012年2月 - 2012-02-05

立春ということでこのところの厳しい寒さがちょっと和らいだ奥多摩川を歩きながら水生昆虫を観察してみました。日溜まりは暖かさを感じますが川に手を入れて流れの中の石をひっくり返しているとさすがに冷たいです。薄手のゴム手袋をしていますがどうしても中に水が入りますね。次回はきっちりテーピングしてみようと思います。

万世橋下流200M付近の様子
写真上が万世橋下流200M付近の様子です。

去年の台風12号、15号による小河内ダムの大放水(最大毎秒600トン以上)の影響によって河床が上がって砂利を敷きつめたように流れが変わってしまいました(ただし、観光放水が始まると水況は一変します)。

大概のポイントが影響を受けているだろうと思われます。去年、いい思いをしたマイ・ポイントはほとんどが砂利の下な状況です。しかし!川は眠らない。現時点でどこにどのような水生昆虫がいるのかを確認することによってハイ・シーズンの釣りを組み立てる絶好の機会でもありますね。今回の調査(何)は流れと底石の状態に注目しつつざっと…

  1. 瀬脇
  2. 瀬尻
  3. 水通しの良い流芯

…な感じで水生昆虫を観察してみました。

水生昆虫1
写真上は瀬脇の比較的小さい、まだよく座っていない底石の辺りでネットを入れてみました。まだ小さいですが水温が上がるにつれて一気に成長するだろうと思います。

奥多摩川の主役が揃い踏みですね。石に落葉が引っ掛かっていると大体がこんな感じです。瀬脇の緩流帯で砂底なところはまだ小さいですがモンカゲロウが沢山いるような感じです。今シーズンはオナシ、クロカワゲラなどの小型のカワゲラに注目してみたいです。

水生昆虫2
写真上は瀬脇の緩流・水通しの良い大きめの底石周辺で。

ヘビトンボ、クレーン・フライが目に付きました。カジカも沢山いる感じです。大型のカワゲラも混じります。

水生昆虫3
そして、個人的には一番気になるヒゲナガですがなかなか見つかりませんでした。写真上はやっとのことで見つけたものです。ブリブリしていますね。適度な流速と水量でちょっと黒っぽい、しっかりした底石に付いている感じです。

記録的な寒波もあって水中はまだまだ真冬ですね。しかし、水生昆虫達はしたたかに育っているようです。今月末にもう一度、同じ場所を覗いてみようと思います。

Posted by TM* at 2012-02-05 21:27 in フライタイイング | English | Permalink
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