宮崎ロッド・Prime Time バンブーロッドPiggy's Tail

2001-08-28

山尾三省さん

手前桜公園、欅の梢

28日夕方の「子豚のしっぽ」です。わが手前桜公園(4.05-06.2001参照)には共に大きな、欅や桜が中心部を屋根のように枝を伸ばしています。ちょっと8’0”・#4のプロトを振っての帰り、桜の枝先の手が届くところでアブラゼミが鳴いているのを発見。近くのベンチに座って「蝉のシンフォニー」を聴いてきました。「捕虫網と虫かご」は夏休みの定番ではないようで、駆けつけてくる子供達がいない方が蝉たちにとっては好ましいのかな?と思ったりしていると辺りは暗くなり始めてきました。

蝉の声は枝葉の大きなドームの中を満たすように聞こえました。じっと聞いていると体が浮かぶような感覚がしたように思いましたが、日頃の生活音がいかに単調なものなのかと気が付きました。晩夏のどこにでもある時間の流れでしょうが、ここから遠い屋久島の縄文杉「聖老人」の幾千回の夏を過ごしたかを想像すると「彼岸」などという言葉が思い浮かびました。

山尾三省さんが28日にお亡くなりになりました。屋久島に庵を結び、百姓として、詩人として、また信仰者として62年の生を得て、病と共に彼岸の人となってしまいました。

「…僕が言いたいのは、人間の合理主義に基礎を置くテクノロジー文明にはもう未来はなく、人間をその内に含む更に大きな自然の合理に目を向けて、その声を聞き、その呼吸と溶け合って生きることは、僕一個人の趣向や個性を超えた普遍的な人間のテーマであろうということである。…」
  1. 道具と人間より
  2. 山尾三省著「縄文杉の木陰にて/屋久島通信」
  3. 新宿書房・1985年・刊

「真理はひとつ。聖者はそれを様々な名で呼ぶ」——自然の合理を真理と言い換えるとそれはおそらく、なにものかの力によって、常に身近にあるけれども心が転倒したものには見えないようにされているのでしょう。三省さんは自らが「野の道」と言った日々営みの中にそのようなものを詩に詠み、やさしく語りかけてくれたのだと私は思います。合掌。

著作

  1. 「聖老人/百姓・詩人・信仰者として」野草社
  2. 「野の道/宮沢賢治随想」野草社
  3. 「狭い道/子供達に与える詩」野草社
  4. 「桃の道/子どもらへ伝えたきこと」六興出版
  5. 「縄文杉の木陰にて/屋久島通信」新宿書房
  6. 「詩集・びろう葉帽子の下で」野草社

他にも著書・翻訳が多数あります。

Posted by TM* at 2001-08-28 10:42 in 暮らしの周辺 » メモなど | English | Permalink
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2001-08-27

ゴーヤ(ニガウリ)

お昼の「子豚のしっぽ」です。「ちゅらさん」の影響なのでしょうか、ウチナー(沖縄)方面がブレイクしているようです。こちらでは近所の各スーパーで「ゴーヤ(ニガウリ)」が特価・山積みですがこれはミノさんの影響かも知れません。

ゴーヤといえば「チャンプルー」や「天ぷら(ソース味がいいんだな)」が食べやすいですが薄く切って水にさらして、削り立ての鰹節+醤油というのもお奨めです。初めはかーなりニガイですが慣れるとなんともさっぱり!これにはちょっと酢をたらす技もあります。

これらの「おかず力」を考慮すると必然的に「御神酒」方面も考えねばなりませんが拙者(なぜか言葉づかいが改まる)は泡盛大好き!ではありますが奄美大島名産・黒糖焼酎(黒砂糖から作る島酒です。おや?感のいい方は気が付くと思いますがまんま「ラム酒」といってヨイぐらいです。飲み口がスキ!っとして度数30〜35゜以上というストロングなお酒です)がお奨めです。飲み過ぎるとちょいとキケンではありますが。

どうも後半、20歳未満の方にはふさわしくないものになったようでスミマセン。未成年の方やお酒を召し上がらない方には「月桃ジュース」がお奨めです。腰に手を当て「んぐんぐんぐ」と飲んで一言。

「世界はゲットーだ!」

Posted by TM* at 2001-08-27 10:44 in 暮らしの周辺 » 食べ物 | English | Permalink
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2001-08-25

中退者、I・イリイチ

公立・私立高校生の中退者が去年1年間で10万9146人(中退率としては2.6%・私が住んでいる昭島市の人口とほぼ同じ人数!)であったことをニュースで知りました。文部科学省の事由別統計(過去18年分)を見ると「学業不振(平成11年度・6.7%)」はかなり減って「進路変更(同・36.8%)」はこの10年はほぼ同じ水準で推移しています。また、「学校生活・学業不適応(37.1%)」はじわじわと増加していることが分かります。中退者の約半数が高校1年生です。統計からはそれが「良いか悪いか」、子供がいない私には答えられませんが学校制度と監獄制度を見るとその社会の縮図が見て取れると誰か(社会学者?)が言っていたのを思い出します。

I・イリイチは「脱学校の社会」東京創元社刊の冒頭にこう記しています。

「多くの生徒達、とくに貧困な生徒達は、学校が彼らに対してどういう働きをするかを直感的に見ぬいている。彼らを学校に入れるのは目的を実現する過程と目的とを混同させるためである。過程と目的の区別があいまいになると、新しい理論がとられる。手をかければかけるほど、よい結果が得られるとか、段階的に増やしていけばいつか成功するとかいった理論である。…」”1.なぜ学校を廃止しなければならないか”より

「価値の制度化」に反対するイリイチの考えを学校という仕組みを足がかりに展開した70年の著書ですが「貧困」の部分に「現代的な意味での‥」と読み加えれば問題の所在は、現在でもそれほどぶれてはいないような気がします。

構造改革=規制撤廃・自由化の流れの中(私自身は批判的ですが)でなぜか教育は教師を含めて「締め付ける」方向に向かっているように思えてなりませんが、もしもこれらが「生徒の側の反乱」だとしたら…。

Posted by TM* at 2001-08-25 10:44 in 暮らしの周辺 » 雑感 | English | Permalink
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夏バテ?

23日の「子豚のしっぽ」は2行で済ませてしまいました。すみません。朝方の書き出し「東京は…」の続きは夜に書き込もうと思っていたのですがダイハード2をついつい見てしまい一気に脱力後、早々に寝てしまいました。うーむ、夏バテなのかなぁ?

Posted by TM* at 2001-08-25 10:43 in 暮らしの周辺 » メモなど | English | Permalink
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2001-08-23

東京は台風一過の青空

東京は台風一過、いつもより空気が澄んだような夏の日が戻っています。昨日の夕方、買い物に出かけると夜になりきらない空の階調がとてもきれいで少しの間ですが見とれてしまいました。

Posted by TM* at 2001-08-23 10:47 in 暮らしの周辺 » メモなど | English | Permalink
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2001-08-22

自然(ネイチャー)

台風接近中の「子豚のしっぽ」です。今日の夕方、八王子辺りへ台風がやってくるとの予報!台風の目が見えるのでしょうか。湿度が高いので今日の塗装工程は明日に変更してロッドケースなどの作り込みをするつもりです。

昨日、雨の降り始めに窓の外を見ると電線に2羽のヤマバトが翼を時々伸ばしながら止まっているのを見ました。少し羽を立てて雨に打たれながら静かにたたずんでいる姿はちょっと哲学的に見えました。雨や嵐のような自然の力を動物たちはそのように受け入れているのかと考えると生き物は「自然の従属物」であるという当たり前のことが思い出されます。

昨日釣り上がった谷川が一夜の豪雨の後で谷一杯に溢れだして涸沢を満たし滝を作り、大きな岩を動かし、固床堰堤を飲み込んで吼えるように流れ下るのを間近で見たことがあります。地元の知り合いに「この川を甘く見てはいけない。暴れ出すと家を流してしまう位なのだから」と言われましたが、よい季節しか知らない旅人に開豁な岩魚の谷に秘められた力は圧倒的なものだったことを今でも忘れることが出来ません。

自然(ネイチャー)に「畏怖」すること。それは自身の自然(ネイチャー)を豊かにするものだと私は思います。この辺はちょっとばかりゲーリー・スナイダー風に。

Posted by TM* at 2001-08-22 10:48 in 暮らしの周辺 » 雑感 | English | Permalink
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2001-08-21

水の中の9月

朝方から雨が降っています。台風11号が接近中。予報では今夜遅く、本州に上陸するとのこと。

9月のキャンプはここのところ必ず雨に降られています。大体が台風絡みで強風の中、テントの「対風試験」をする羽目になっています。昔のテントと違っていまのモダンなテントはグラウンド・シートが一体になっていますから風や雨にはかなり強くなってはいますが1週間も降られると乾いたものが何一つ無くなることがあります。

近くの川は増水で4,5日間は釣りにならないし、湿気で膨らんだ本を読むのも気が滅入るし、コーヒーを飲もうにもストーブ(MSR)の灯油の煙と匂いでげんなりと「水の中の9月」はあまりよい思い出がありません、と書いてから「旅日記」をめくってみると98年9月のキャンプは17日間で雨が降らなかった日が4日だけだった、なんていうのがありました。この時は3つの台風につき合った、新記録!と記してありました。

それでも9月のキャンプのいいところは黄色くなった白樺の葉が散りはじめ、タープに降り積もるような静かな時間を楽しめることでしょうか。今年も懲りずにテントを担いで岩魚に会いに行こうと思っています。

Posted by TM* at 2001-08-21 10:50 in アウトドアライフ | English | Permalink
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2001-08-20

麦わら帽子

窓の近くで蝉が鳴いている、昼下がりの「子豚のしっぽ」です。月遅れのお盆休みはいかがでしたか?「麦わら帽子」の夏休みの宿題は進んでいますか?こちらは祭囃子のない1日に戻りました。お祭りの広場は、今は人影はなく仮設舞台や天幕がそこにたくさんの人が集まった時のざわめきを少しだけ留めているようです。

「カーニバルの後」はたしかブラッドベリーの短編だったと思いますが、お祭りの出し物に飽きてか、暗がりの中を走り回ったり、ブランコに乗ったり、滑り台で騒いだりしていた子供達の夏は静かに去りつつあるようです。

Posted by TM* at 2001-08-20 10:52 in 暮らしの周辺 » メモなど | English | Permalink
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2001-08-18

犬の年=ドッグ・イヤー

祭囃子(ただしレコード放送ですが)が聞こえる朝の「子豚のしっぽ」です。今日と明日は町内の夏祭りです。中央の公園(通称・怪獣公園)には注連縄が回され、仮設舞台も紅白の幕で準備万端です。夜にはステージがあります。

わが昭島市民図書館には「リサイクル・コーナー」といって、古くなった蔵書や市民の不要本を無料でいただけるコーナーがあります。昨日、本の返却に行きますと(1)「犬の年(上)/ギュンター・グラス」集英社(2)「夜狐/池波正太郎」立風書房(3)「八月の光/ウィリアム・フォークナー」新潮社の3冊をいただきました。特に「犬の年」は読みたかったので嬉しいです。下巻は上巻をじっくりと読みながら古書店で探そうと思っています。

犬は人間の7倍の速さで歳をとるといいますが、1年が7年に当たるような「変化」の激しい時代を「犬の年=ドッグ・イヤー」と言うんだそうです。失業者の増加、改革の行方、9月からの株式時価会計の導入、デフレ圧力に対する調整インフレ論等々、この1年の経済環境は「犬の年」以上と言えるかもしれません。

89年が政治的「犬の年」だとすれば、その後の10年を失った理由を総括しないままに次の経済的「犬の年」は、住宅金融公庫の「廃止」議論に見られるように「役人が役人の利益のために作った無駄な特殊法人」をまず整理(『原則廃止』と言ってはいますが)しないで「国民が直接分配を受けることが出来る政策」を打ち切ることからして雲行きが怪しいと思うのです。

将来的には2桁の消費税導入が「不可避」である(といわれる)状況も含めて「改革に伴う痛み」の順番は誰が先なのか?がおぼろげながら姿を現してきたようです。小泉サンとその周辺はどうも「財務(旧大蔵)=銀行系」の匂いがぷんぷんのように私には思えます。

Posted by TM* at 2001-08-18 10:53 in 暮らしの周辺 » 読書 | English | Permalink
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2001-08-17

寺原隼人さん

朝の「子豚のしっぽ」です。ラジオをつけると高校野球中継はベスト8への第1ゲーム。しかし日南学園・寺原隼人さんの剛速球はすごいですねぇ。ファンとしては是非・すぐにでも大リーグでもって活躍して欲しいなと思ってしまいますが、そこはご本人の人生観の問題ですからあまり勝手なことを言うのもいけません。どうかご自分の「夢」を大切にして欲しいなと思います。

最近の「子豚」の中によくアサヒ・コム(朝日新聞のホームページ)の名前が出てきますが、1日数回のお休み時間に見るようになりました。新聞宅配を止めて10年ぐらいになります。主にテレビでその時々のニュースをフォローしていましたが新聞よりネット版の方がニュースにマトリックス&スピーディーな感じがあるなと思います。特に気に入っているのは「地方版」(それも全国分が!)が読めることと全体をキーワードで検索出来るところです。もう一つは新聞・広告の重たい束を資源回収日に運ばなくてもいいこともクッドなのであります。

したがって新聞勧誘の方(主にYとS新聞系)には申し訳ないのですがその都度、以上のような理由でお断りしていますが喫茶店でコーヒーを飲みながら愛読していることは言うようにしています。商品券類の束をヒラヒラされても「子豚のしっぽ」は止まらないんだなぁ〜、これが。

ここで一句。 「 やせ我慢 ビール券を 横目で見 」 むはははは!

Posted by TM* at 2001-08-17 10:54 in 暮らしの周辺 » メモなど | English | Permalink
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ネットでニュースを読む

最近の「子豚」の中によくアサヒ・コム(朝日新聞のホームページ)の名前が出てきますが、1日数回のお休み時間に見るようになりました。新聞宅配を止めて10年ぐらいになります。主にテレビでその時々のニュースをフォローしていましたが新聞よりネット版の方がニュースにマトリックス&スピーディーな感じがあるなと思います。特に気に入っているのは「地方版」(それも全国分が!)が読めることと全体をキーワードで検索出来るところです。もう一つは新聞・広告の重たい束を資源回収日に運ばなくてもいいこともクッドなのであります。

したがって新聞勧誘の方(主にYとS新聞系)には申し訳ないのですがその都度、以上のような理由でお断りしていますが喫茶店でコーヒーを飲みながら愛読していることは言うようにしています。商品券類の束をヒラヒラされても「子豚のしっぽ」は止まらないんだなぁ〜、これが。

ここで一句。 「 やせ我慢 ビール券を 横目で見 」 むはははは!

Posted by TM* at 2001-08-17 10:53 in 暮らしの周辺 » メモなど | English | Permalink
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2001-08-15

朝顔、共に生きるための未来

朝のゴミ出しのついでに朝顔の花を見てきました。7月中のつぼみから咲いたのは3つでした。猛暑と小雨の影響でしょうか、葉も小さく蔓も弱々しい「区間」では実を結ぶという大変そうな仕事をじっと我慢していたのだなと思いましたが8月の区間は一転、葉も蔓も力強くて毎日大きな花が咲いていて、朝顔の秘められた力にちょっと感心してしまいました。

「歴史」を朝顔の蔓に例えるなら、決して均一には葉は付かず、美しい花がたくさん付くとも限らないけれども、総体として命の目的というようなものを辿って伸びて行くように思えます。「靖国問題」で明らかになっていることは敗戦後、少しずつ咲いてきた謝罪と和解への「小さな花」を摘み取ってしまうような愚かさと、「共に生きるための未来」を自分たちの政治的利益へ導きたい少なからぬ人達がいることですが、その努力はどう見ても朝顔の蔓に桜が咲いているようなものに私には思えます。

近隣諸国からの声を「(我々は)侮られている」と聴くその人達にとっても総体としての歴史は変えようはなく、過去を十二分に受け止められない心根でもって未来に人を導くことが出来るのか、その様な人達に「生きる、働く、暮らす」ことの重要な決定を任せてよいのか、ラジオのニュースを聴きながら、改めて私は考えてしまいました。

私は今日を「終わらない終戦」の日として記憶しようと思います。おそらく56年前にも風に揺れて咲いていた朝顔の花と共に。

追記:「終わらない戦後」を「終わらない終戦」と書き換えました。もう1度、読み返してみるとこちらの方が気持的に合っているようです。(8.16)

Posted by TM* at 2001-08-15 10:56 in 暮らしの周辺 » 雑感 | English | Permalink
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2001-08-14

我、神仏を頼まず

朝の「子豚のしっぽ」です。昨日夕方、新宿のハンズに塗料を買いに行ってきました。行きも帰りも電車に座って(気分的には)ゆったり本を読むことが出来ました。おまけは、新宿サンスイさんでカッコいいドイツ製バイスを発見したことと久しぶりに荻窪・酒菜でエビス生ビール&だだ茶豆を楽しめたことです。

我、神仏を頼まず」は宮本武蔵の言葉だったと思いますが決闘に勝ち残ること、ある意味で「生」というものへの強烈な志向を私は感じます。うろ覚えですが「神に会えば神を殺し、仏に会えば仏を殺し…」と武蔵の哲学は続いたと思います。

靖国神社への首相の参拝で小泉氏は長年の政治的主張を果たしたわけですが参拝後のインタビューに明らかなように「構造改革」への主張のようには歓迎されなかったようです。「鬼(き・死者の霊のこと)には仕えて、祭らなければならない」と孔子は言ったそうですが、生者が生者に成せることは何か?生きている者に対して何が出来るのか、いつものような小泉サンの口調で聴きたいものです。

Posted by TM* at 2001-08-14 10:57 in 暮らしの周辺 » 雑感 | English | Permalink
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2001-08-12

喫茶店

お昼休み中の「子豚のしっぽ」です。行程的にちょっと時間が空いたので、これから駅前の喫茶店に行ってコーヒーブレイクしてこようと思います。

私には「自分でいれたコーヒーは美味しくない(=他人がいれたコーヒーは美味しい)」という持論があります。あまり良い豆を使っていない、パーコレーター(アルミ製の直火でポコポコやるやつです)等々、努力が足りないと言われればそれまでですが仕事の合間の、どこか上の空のコーヒーの味ほど「つまらないな…」なのであります。特に「自家製」は…。

コーヒーほど作る人の「味」が出るものはないなと思うのでありますが、またそれを飲む場所の大切さも忘れがちだということでしょうか。ご主人の意匠を凝らした店内と秘密めいたサイフォンが並んだ薄暗い空間で飲む絶望のように黒く、苦いコーヒーは、しかし時間というものをより豊かにしてくれると私は思います。

Posted by TM* at 2001-08-12 10:58 in 暮らしの周辺 » 雑感 | English | Permalink
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2001-08-11

戦争の週間

昨夜作った残りのカレーを食べながら高校野球をラジオで聴いている「子豚のしっぽ」です。中継の間に入ってくる交通情報で、車の中で渋滞に捕まっている家族と帰りを待つ人の距離が少しずつ縮まって行くのが分かります。しかし距離=時間ではないことはわかりますが「速度」という効率を追求する時代に狭い車内で近しい人と過ごす時間の意味はかなり大きいのではないかなと私は思います。

戦争の週間」にちなんで、ではないですが「太平洋戦争と『国民総動員』」小野賢一著・1995/けやき出版を仕事の合間に読んでいます。「15年戦争」時代の暮らしとそれを支配していた「法」がどのようなものだったか、また、どのように「戦時体制」が作られていったのか、指導されたのかが書かれています。大岡昇平さんが「戦場」を描いたとすれば、「亜わだつみ世代」の小野賢一さんは「銃後」の戦争を描いています。

母方の郷里には出征・戦死した長兄の遺影が掛けてあったのを覚えています。南方戦線へ輸送途中に命を落とした、と聞いた覚えがあります。故郷の夏の緑の豊かさになぜか心が落ち着くのは、見知らぬ叔父さんの霊が宿っていて見守ってくれているからでしょうか。

Posted by TM* at 2001-08-11 11:00 in 暮らしの周辺 » 雑感 | English | Permalink
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2001-08-08

むごいご都合主義

一昨日は所用のついでに例の歴史教科書を大型書店でじっくり立ち読み(買いたくないので)してきました。現物より先に批判記事を結構読んでいたので特に新発見はありませんでした。10年後、20年後にこういう教科書が教える価値観を持った若い人達がどのような「暮らし」を作るのか、たくさんの人が行き交っているビルの谷間を眺めながらちょっと考え込んでしまいました。

追記:都や県のレベルで首長の政治的主張(石原さんは「つくる会」の協賛者・執筆者として名を連ねていたそうです)に沿ったとみられる養護学校への採択の動きをニュースで知りました。「むごいご都合主義」(大江健三郎さん)を許してしまう、こういった仕組みはいったい誰が作ったのでしょうか?(8.11)

Posted by TM* at 2001-08-08 11:01 in 暮らしの周辺 » 雑感 | English | Permalink
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ADSL化

洗濯物を干し終わって一服中の「子豚のしっぽ」です。

ADSL(下がり1.5Mb−上がり512Kbの常時接続)利用料がプロバイダー込みで4000円台時代になるようです。もっと安い業者があることも知っていますが、そろそろわが家もADSL化を考えるときに来ているようです。え、まだだったの?と言われてしまいそうですがこういう新しい仕組みには意外と腰が重いのであります。

一昨日は所用のついでに例の歴史教科書を大型書店でじっくり立ち読み(買いたくないので)してきました。現物より先に批判記事を結構読んでいたので特に新発見はありませんでした。10年後、20年後にこういう教科書が教える価値観を持った若い人達がどのような「暮らし」を作るのか、たくさんの人が行き交っているビルの谷間を眺めながらちょっと考え込んでしまいました。

追記:都や県のレベルで首長の政治的主張(石原さんは「つくる会」の協賛者・執筆者として名を連ねていたそうです)に沿ったとみられる養護学校への採択の動きをニュースで知りました。「むごいご都合主義」(大江健三郎さん)を許してしまう、こういった仕組みはいったい誰が作ったのでしょうか?(8.11)

Posted by TM* at 2001-08-08 11:01 in 暮らしの周辺 » メモなど | English | Permalink
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2001-08-05

ビールサーバー

今日は涼しい朝です。扇風機を回しっぱなしで寝ていたのでオーバークールな「子豚のしっぽ」です。

昨日、事務用品を買いに昭島のホームセンターに行って来ました。近所の文房具店でも用事は足りるのですが電動工具の掘出し物や金具類などをついでに見て回れるのでなんだか得した気分になります。また、面白そうなモノが時々発見できるのも楽しみです。

入口脇に「ビールサーバー」のコーナーが新設されています。炭酸ガスを使ってシュワシュワッとジョッキを満たすアレです。オジさん達がちょっと真剣に見ていました。「むむ!勝負!」という感じで私も見参しましたが「気分的」にはかなり来ているなと思いました。でもどう考えても本家生ビール&サーバー+注ぎ名人の技に勝てる!という確信は持てませんでした。さらに冷静になってみると500mlケースを2ケース以上買える価格もちょっとなぁ…といったところで寂しく(?)本題の事務用品コーナーに男は歩いていった…、のでありました。

08-01付けで触れましたがこの国の中学高校生は「今さえよければという現在享楽型」の世界で一番希望のない子供時代を送っているということらしいですが、大人の方にしてもさして変わりがあるのかといえば、こういうモノが人気商品になり、店の1等地に置かれているのですからどんなもんでしょう?誰か持っていないかなぁ?

Posted by TM* at 2001-08-05 11:02 in 暮らしの周辺 » 雑感 | English | Permalink
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2001-08-03

地底レコード、不破大輔さん

早朝の「子豚のしっぽ」です。空はちょっと曇っていてカラスが鳴いています。

先日、CDを貰いました。「BE COOL/渋さ知らズ(※)」B3F、レーベルは「地底レコード」(7.24参照)。なんでも、あまり聴いていないCDを処分したかったとのことで他に2枚「原田椅子/原田依幸ユニット」「FORE2/FORE・吉田哲治」も貰いました。この場をお借りしまして、Mたん、どうもありがとう。

製作はすべてマイナーレーベル。即興が生命であるジャズは「空間に消え去ってしまう」ので録音しないと伝えることもできないし、残すこともできないものです。しかし、レコード業界の現状(大資本の「売れるもの指向」「なにかといえばコンピレーション」「主流・定番(?)権威主義」等々)をかいくぐるように「自分がよいと思う音楽を世に問う」レコードがレコードメジャーの流通量に比較すれば超細々とではありますがこの国(地底レコードの所在地は吉祥寺!)で製作されています。

(※)渋さ知らズはダンドリスト・不破大輔さんが率いる音楽集団ですがご本人がメンバー数を把握出来ていない大オーケストラ&舞踏集団の灼熱熱狂ライブは1度見たら「生き方が変わる」ぐらいの衝撃でもって踊り出してしまうこと請け合いです。

Posted by TM* at 2001-08-03 11:03 in 暮らしの周辺 » 音楽 | English | Permalink
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2001-08-01

753

朝の「子豚のしっぽ」です。NHKの子供科学電話相談を聞きながら麦茶を飲んでいます。「恐竜の絵には色が付いているけれど、どうして分かるのですか?」の質問に回答者のオジさんがちょっと困っていました。

今日は数字の話題を1つ。「753」:授業を理解して、ついて行ける割合が小学生(7割)→中学生(5割)→高校生(3割)と減って行くということだそうです。別の例えではこういうのもあります。「小学生は生きていて、中学生は死んでしまう。高校生は何も無くなる」。ある調査によると日本の中高生は「21世紀は人類にとって希望に満ちた社会になるか」という問いに62%が「そう思わない」と答えているそうです。ちなみにアメリカ合衆国では86%、韓国は71%が「そう思う」と答えています。さて、大学生を加えた「4桁」を想像すると…。

しかしオジさんにとっても厄介なこの問いを「子供電話相談」されたら「それはねぇ…」と答えてあげることが出来るのか、ちょっと考えてしまいます。

Posted by TM* at 2001-08-01 11:06 in 暮らしの周辺 » メモなど | English | Permalink
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